キャッシングやカードローンの遅延損害金ってどれくらい?
キャッシングやカードローンを意図せざるにしても滞納した場合、遅延損害金が発生します。
返済の遅れに関しては消費者金融を利用する上で特に気をつけなければならないことです。それでも滞納してしまった場合にどうなってしまうのか不安だと思います。
この遅延損害金は幾らくらい発生するのでしょうか。
遅延損害金は法律上、法定利息の1.46倍まで請求する事が認められています。
金利18パーセントのキャッシングですと26.28%、金利15%で契約している場合は21.9%が遅延損害金利率になるわけです。
しかしながら、実際にはアコムの遅延損害金利率は20%、プロミスも20%と法律の上限に満たない金額になっています。
メガバンクのカードローンも20%付近で設定しているところが多い様です。
何故消費者金融は法定上限一杯まで遅延損害金を設定しないのでしょうか。
10万円未満のキャッシングで金利は20%ですから、遅延損害金と同じ利率になりペナルティーとしての意味をなしません。
実はこれは2010年、『遅延損害金の上限は20%』といった法律が新たに作られた為、各社この様な対応になっています。
現在では遅延損害金が発生したとしても、金利はあまり変わらずそんなに借金は膨らまないので、気軽に滞納しやすい地合いが出来てしまったと言えるかもしれません。
ただし、長期滞納をした場合や何度も滞納を繰り返すなどの利用状態の悪い場合は一括返済や契約更新等を断られてしまう弊害が発生します。
滞納を行うと碌な事がありません。
信用情報機関にも登録され、他の金融機関から借りるときに審査に通らなくなりますので、滞納は絶対に行わず遅延損害金なんて気にしないでも済むようにしましょう。