グレーゾーン金利の「9.2%の差」って何?利用者にどんな影響があるの?

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グレーゾーン金利の「9.2%の差」って何?利用者にどんな影響が?

 

グレーゾーン金利を語る時に、「9.2%の差」という言葉を聞きます。

 

違法金利に関してはすでに過去の話となっていますが、実は有名な消費者金融に限った話であり、今でも高金利で貸し付けているマイナーな消費者金融もあるようですので、被害を受けないためにも知っていて損のない情報と言えます。

 

この「9.2%の差」、どういう意味でどのように利用者に影響があったのでしょうか。

・「9.2%の差」は利息制限法を上回っていた金利

グレーゾーン金利は、2000年代前半の29.2%で消費者金融が融資していた時代の金利を言います。

 

当時も利息制限法があり、その上限は20%でしたが、消費者金融は関係ない法律を持ち出し、規制法律を無視して高金利で融資を続けていました。利息制限法の上限金利との差が「9.2%の差」と呼ばれています。

・利用者の影響ははかりきれない

「9.2%の差」と言われていますが、当時の法定利息も10万円未満の貸し出しに対して20%の金利、100万円以下は18%、100万円超だと15%の金利が適用されています。

 

にもかかわらず、金利29.2%を一律とっていたということは、利用者への影響は「9.2%の差」ではなく、殆どの人が11.2%から最大で14.2%も差があったわけです。

・200万円を5年で返したとして比較

200万円を元利均等返済方式、5年で15%と29.2%の支払利息の差を計算してみましょう。

 

◆200万円 5年 15%で借りた場合 支払利息約85.4万円
◆200万円を 5年 29.2%で借りた場合 支払利息約 182万円
その差は何と100万円です。

 

完済できているのならまだマシですが、この高利で自己破産や借金苦で命を絶った不幸な人も沢山いるでしょう。

 

最近、大手消費者金融ではイメージを直そうとテレビCMを沢山流しています。

 

確かに昔に比べてイメージは良くなり、スマホから簡単に利用できるのもあって、とても手軽なものになっていますが、今でも使い方を間違えると大変なことに変わりありません。

 

「9.2%の差」やグレーゾーン金利の時代があった事を利用者は忘れてはいけません。